NIQ/GfK Japan2月の販売速報 夏タイヤが店頭で2%増

2025年03月28日

ゴムタイムス社

 NIQ/GfK Japanは3月27日、全国のカー用品店、タイヤ専門店、ガソリンスタンド、ホームセンター、インターネットの販売実績データを元に、市場規模相当に拡大推計した自動車用タイヤ、エンジンオイル、バッテリーの販売速報を公表した。

 2025年2月の自動車用タイヤ販売は、本数前年比10%減と低調で、夏タイヤでは11%減、冬タイヤが6%減ではあった。夏タイヤは店頭では本数前年比2%増であったものの、インターネットでは本数前年比24%減と前年を大幅に割り込んだ。夏タイヤをサイズ別にみると、165/55/15の販売が店頭では本数前年比10%増であったことに対し、インターネットでは同25%減であった。タイヤ全体の税抜き平均価格は11153円と前年同月から4%上昇し、店頭、インターネットともに4%上昇した。平均価格が上昇したことで金額前年比はタイヤ全体で6%減にとどまった。店頭では4%増と微増となったが、インターネットでは19%減であった。

2025年2月の自動車用タイヤ販売

2025年2月の自動車用タイヤ販売

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