三菱ケミカルグループは3月31日、同社小名浜工場および新菱いわき工場(ともに福島県いわき市)における製品の生産を2027年3月末までに順次終了することを決定しした。同社の小名浜工場は、1937年9月に日本水素工業(のちの日本化成)として操業を開始した。2020年10月に同社の一部製品と旧・小名浜蒸溜社の事業を新菱社へ移管・統合して新菱いわき工場を発足させ、同社小名浜工場と新菱いわき工場で各種の化学品を生産してきた。しかし、近年の市場環境の大きな変化を受け、合理化や事業誘致に取り組んできたものの、採算性の確保が著しく困難になっている。
同社グループは「新中期経営計画2029」(2024年11月発表)に掲げた「事業選別の3つの基準(Visionとの整合性・競争優位性・成長性)」に基づき、事業ポートフォリオ改革を推進している。 同社小名浜工場および新菱いわき工場についても本基準に沿って検討した結果、製品の生産を順次終了する決定に至った。当該工場の従業員については同社グループ内での配置転換や再就職支援等のサポートを行う。当該工場の製品は2026年3月以降、2027年3月末までに順次生産終了(予定)。
2025年04月02日