大阪・関西万博「住友館」 森をめぐる体験型コンテンツ

2025年04月03日

ゴムタイムス社

 住友グループは4月2日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕を前に住友館のプレス向け内覧会を実施した。
 住友館が提供する「UNKNOWN FOREST」はランタンを持ちながら森林を冒険することで、自然の大事さに触れることができる体験型コンテンツとなっている。
 パビリオンの外観は、グループの礎となった愛媛県「別子銅山」の山々をイメージしデザインされ、別子の山から約1000本の木を伐採して建築されている。
 住友EXPO2025推進委員会の中村邦晴委員長はパビリオンのコンセプトについて「住友グループ430年の歴史の中で、自然の大切さ、環境の大切さ、いのちの大切さを学んできた。過去から学んだことを現在、そして未来に繋いでほしいという想いを抱き住友館を作った」と説明をした。
 「UNKNOWN FOREST誰も知らない、いのちの物語」と名づけられた森に来場者がランタンを持ち森に入ると、私たち人間では知ることができなかった、見過ごしていた多くの「いのちの物語」との出会いが待ち受けている。冒険パートナーである「ランタン」は来場者に語りかけ、様々ないのちと共鳴して光を変化させる。ランタンを切り株に置くとキノコが光ったり、枝にランタンをかけると隠れていた動物が穴から出てきたりなどの仕掛けが用意されている。
 森を巡る体験を終えた後には、幅20メートル×高さ7・5メートルの「パフォーミングシアター」が待ち受けている。 空間に漂う風や霧が来場者の感覚を揺さぶり、複層の映像スクリーンと音楽・人が融合する大迫力の演出で UNKNOWNFOREST のクライマックスを演出している。
 また、住友グループ各社の最先端技術や取組みも紹

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