豊田合成は4月3日、リサイクルが難しいエアバッグ生地を活用したバッグを、名古屋駅近隣の円頓寺商店街にあるボルダリングショップ「KNOT(ノット)」と共同企画し、販売を開始したことを発表した。
同社は、エアバッグ生地などの端材を再利用し、バッグなどに生まれ変わらせる「ReーS(リーズ)」の各種商品を企業や大学と連携しながら企画・製作している。今回の取り組みは、地域に根差した商店街の活性化にも貢献する取り組みとして、ReーSショップと同じく円頓寺商店街に店舗を構える「KNOT」と協力し、「ReーS×KNOTコラボ2WAYバッグ」を企画した。
本商品はボルダリング用のチョーク入れやシューズが収納できるサイズで、シリコンコーティングされたエアバッグ生地の撥水性や防汚性といった特性を活かし、アウトドアや日常使いにも適している。さらにその高い耐久性により、ボルダリングの岩場での擦れや摩耗にも強い仕様となっている。