ダウが働きがいのある会社に選出 従業員のアンケート調査で

2025年04月09日

ゴムタイムス社

 ダウは4月7日、Great Place To Workと米フォーチュン誌が、同社を「働きがいのある会社ベスト100」に選出したと発表した。
 素材科学会社である同社は5年連続で受賞しており、昨年の79位から25位へと大幅にランクアップした。
 トップ企業の選定は、米国全土の対象企業の従業員からの包括的なアンケート調査から始まる。回答者は、信頼を築く管理行動、同僚とのつながり、会社への忠誠心などの重要な指標について回答する。データは、従業員が職場についてどう感じているかを明らかにし、定着率、しなやかさ、全体的なビジネスパフォーマンスを予測する。
 同社の会長兼CEOであるジム・フィッタリング氏は、「ダウの従業員の声を反映しているこの表彰は、特に感謝している。この選出は、協力関係、エンゲージメント、そして積極的な成果を生み出すために熱心に取り組んでいる人材によって築かれた職場環境を示している。」と述べている。
 今年、米国全土で100万人以上の従業員がキャリア開発、報酬と福利厚生、ビジネスへの影響、会社の誇りなどのさまざまなトピックについてフィードバックを提供した。
 Great Place To Work CEOであるマイケル・C・ブッシュ氏は、「信頼を測定すると、組織に存在する潜在能力が明らかになる。このリストに掲載された企業の従業員は、リーダーや組織に対する信頼度が高く、その創造性、情熱、そしてレジリエンスを発揮している」と述べている。
 企業は、米国で千人以上の従業員を持つGreat Place to Work認定組織である場合にのみ、この高い競争率であるリストに掲載され、全体的な会社のパフォーマンスの重要な指標となる。100Bestリスト掲載企業は、市場を一貫して上回り、定着率やイノベーションなどの重要なビジネス指標で競合他社を超えている。
 2024年、同社はフォーチュン誌の「世界で最も働きがいのあるグローバル企業」に2年連続でランクインした。
 さらに、同社はフォーチュン誌の「働きがいのある会社」製造業分野にて1位にランクされ、PEOPLE誌によるCompanies that Care(従業員を思いやる企業)リストにも選ばれている。

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