クラレは4月8日、西条事業所にて、観桜会を4月4日に開催したことを発表した。新型コロナウイルス感染症の影響により一時期開催を見合わせていたが、2年前から一般公開を実施し、約400名が満開の桜を楽しんだ。
西条事業所では、事業所内にある地面につきそうなほど枝を広げた見事な桜や、100メートル超の通路脇の桜並木を、地域の方々にも楽しんでもらいたいとの思いから、観桜会として1992年より公開している。130本にも上る桜の木の中には幹の周囲が約4メートルの巨木や、樹齢90年を超えるものもあり、古木としての風格を漂わせている。
31回目を迎える観桜会は、今年も混雑緩和のため事前に入場整理券を申し込み制とした。花冷えの日々が続いたが、当日は淡いピンクの花が見事な満開となり、春の訪れを告げていた。 来場者からは、「枝の端から端まできれいに咲いていて、すばらしい」と感嘆の声が上がっていた。
来場者は、一年に一日だけの特別なお花見を楽しんだ模様。