洛陽プラが機械要素技術展に出展 PEEKの切削加工をPR

2025年04月15日

ゴムタイムス社

 洛陽プラスチックは、京都府宇治市に拠点を持ち、樹脂・アルミ切削加工・パネルシート試作などを中心に事業を展開する。
 「切削」をキーボードに製品開発をサポートする同社の切削加工はバイス(万力)でなく、両面テープで固定。一つ目と同じ加工データでコピーしていくので、全ての加工品が同じ精度でかつ、安定した量産を提供できるという。また材料切断から仕上げまで一貫して同社内で行うため、低コスト・短納期に繋がるという。
 さらに、「CADを持っていなので設計ができない」、「新規事業の立ち上げに伴い、既存製品の改善した」などの要望に対して、図面レス・データレスで対応している。
 今回は切削加工技術を訴求するために、同社は4月9~11日に開催された「ものづくりワールド・名古屋」のうち、機械要素技術展に出展した。
 ブースでは、来訪者が使用する材料「PEEK」を前面に出し、そのなかで同社が提供する技術サービスを提案していた。
とくに、樹脂切削のなかでも、PEEK・テフロンのマシニング加工を中心に展開している。同社の強みについて、「PEEKの安価な仕入れと豊富な在庫が強みと言える。また、見積もりや問い合わせへの迅速なレスポンスも重要な強みだ」(同社)としている。

洛陽プラスチック

材料を通じて切削加工をPR

全文:約533文字

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