住友ゴム工業は4月11日、同社の人工芝が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に住友グループが出展する「住友館」に採用されたことを発表した。
今回採用された人工芝は、ゴムチップや目砂といった充填材を使用しないノンフィルタイプの「ハイブリッドターフ EVO.」。充填材は主にクッション性を実現するために用いられるが、本製品では副パイルに耐候性と耐久性の高いポリエチレン製捲縮ヤーンを採用することによりクッション性を実現している。住友館の展示体験「UNKNOWN FOREST~誰も知らない、いのちの物語~」の「虫たちの小径」エリアに敷設されている。屋内で使用するため充填材を使用していないことや、天然芝に近い踏み心地、人工芝の手触りの良さが評価され、採用された。
「UNKNOWN FOREST~誰も知らない、いのちの物語~」は、ランタンを片手に森の中を巡る体験型アトラクション。同社の人工芝が森を構成する一部として、来場者の足元を演出し、新たな気づきの発見や学びに貢献していく。