日本マタイは4月15日、同社が製造・販売する環境配慮型フィルムが、くら寿司大阪・関西万博店にて提供される「おしぼりの外装材」として採用されたことを発表した。
本フィルムは、親会社レンゴーが製造・販売するセロファンを基材に、同社独自のラミネート技術を駆使して開発した。外装フィルムとして、日本有機資源協会のバイオマスマーク(No.240117)を取得しており、環境負荷の低減と機能性の両立を実現している。
くら寿司大阪・関西万博店では、外壁素材に廃棄予定の約33・6万枚の貝殻を再利用し、海藻由来の糊等を使った「人工物不使用の漆喰」を採用している。こうしたサステナブルな店舗を意識していることから、今回の採用につながった。
同社はレンゴーグループの一員として、今後も環境負荷の低減と高品質・高付加価値なパッケージづくりを通じ、より良い社会と持続可能な未来の実現に貢献していくとしている。