オカモト(株)はタイ王国での洪水により冠水被害を受けた同社の連結子会社への影響について、現時点での情報を報告した。
現在、パトウムタニ県ナワナコン工業団地に所在している同社連結子会社は、浸水のため昨年10月より工場の操業を中止していたが、12月中旬に敷地内の排水が完了した。これを受け、清掃・設備点検などの復旧作業を行っているとのこと。今回の洪水による業績への影響は、損害保険等が付保されているものの、被害の詳細は引き続き確認作業を行ってる途中であり、今後業績に重大な影響があると判断した場合には、速やかに報告するとのこと。各子会社の今後の動きについては次のとおりとなっている。
(1)SiamOkamotoCo.,Ltd.
工場内の清掃および生産設備機器の洗浄を終え、生産設備機器の改修や受電設備の復旧を待って、平成24年3月下旬より生産開始予定。
(2)ApolotexCo.,Ltd.
工場内の清掃および生産設備機器の洗浄を終え、生産設備機器の改修や受電設備の復旧を待って、平成24年4月上旬より生産開始予定。
(3)OkamotoRuberProductsCo.,Ltd.
工場内の清掃および生産設備機器の洗浄を終え、生産設備機器の改修や受電設備の復旧が進んでおり、平成24年1月下旬より一部生産開始予定。