日本バルカー工業 3月期第1四半期連結決算

2010年09月07日

ゴムタイムス社

日本バルカー工業の3月期第1四半期連結決算は、売上高91億6600万円、前年同期比34・3%増の増収となり、収益面は赤字から黒字化し、営業利益8億4100万円、経常利益8億2900万円、純利益5億6400万円を計上した。

〈シール製品事業〉
主要な販売先である重化学工業向けの需要増と自動車、半導体などの産業をけん引役とする生産回復などにより、売上高72億4200万円、同31・3%増、営業利益8億5400万円となった。
〈機能樹脂製品事業〉
半導体・液晶関連産業における製造装置部品の需要増などにより、売上高17億5500万円、同55・2%増、営業利益2200万円となった。
〈メンブレン製品事業〉
今後の成長が期待されるメンブレン製品事業は、顧客側での生産調整の影響などにより、売上高1億6800万円、同5・2%減、営業損失3400万円となった。
従来、持分法適用関連会社であった飯田パッキン工業㈱の決算日は5月15日であったが、連結子会社となったことに伴い、仮決算日を3月15日に変更し た。なお、第1四半期連結会計期間は平成22年3月16日から平成22年6月15日までの3ヵ月間を連結している。
中間期の連結業績は、売上高182億円、営業利益14億8000万円、経常利益14億円、中間純利益9億4000万円を見込んでいる。

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