ENEX2012/スマートエナジー2012が開幕 省エネ製品・技術が集結

2012年02月07日

ゴムタイムス社

 「ENEX2012 第36回地球環境とエネルギーの調和展」と「SmartEnergyJapan2012」が低炭素フロンティアを目指してをテーマに2月1~3日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。
 同展示会は省エネルギー機器や、電力使用量監視システムといったソリューションや新しいエネルギー技術などの専門展。
主な出展社概要は次の通り。
住友ゴム
 住友ゴムグループは、地球環境への取り組みを経営上の最重要課題として位置づけており、持続可能な社会の実現に貢献することを目指している。
 今回のブースでは、2011年12月にプロトタイプを発表、2013年に発売予定の「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプタイヤをはじめ、2月から発売予定の「エナセーブプレミアム」、97%石油外天然資源タイヤの「エナセーブVAN97」、特殊吸音スポンジ搭載の「LEMANS4」など、ダンロップの「低燃費タイヤ」である「エナセーブ」シリーズや環境対応タイヤのラインアップ展示を行った。
 会場には低燃費タイヤの低燃費性能を体感できる「転がり抵抗実験装置」を設置。普通のボールと低燃費タイヤから作成されたボールを二つ用いて、転がり抵抗を比較体験でき、転がり抵抗性能を目で見てわかる展示となっていた。  また、「4D NANO DESIGN」で使用されている実際のシミュレーション映像がタッチパネルで見れる展示も行った。

バンドー化学
 「省エネ・エコ・クリーンに貢献」をキャッチフレーズに平ベルト駆動システムや、省エネVベルト、一般産業機械用伝動ベルトなど、省エネ製品を中心に展示した。
 開発中の製品として、異なったプーリ径で張力を自在に切り替えすることができる変速メカニズムシステム「平ベルト有段変速システム」の実機を展示。 伝動効率の改善などにより、大幅な省エネ効果とCO2削減できるのが特徴となっている。用途は一般産業用駆動部や自動車用補機駆動部など。
 また、高効率伝動システム「HFD(ハイパーフラットドライブ)システム」も展示。
 新設計の平ベルトと蛇行防止デバイスにより、平ベルトの蛇行を押さえることで歯車伝動と同等以上の伝動効率を実現。メンテナンスフリーのため維持管理コストも低減するという。用途は空調機、コンプレッサー、ロボット分野など。
 電力消費を減らす省エネベルト「省エネレッド」「省エネパワーエース」なども展示し、省エネ性能を来場者にアピールした。

 

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