米化学大手ダウ・ケミカルが10月28日発表した第3四半期の決算は、売上高が前年同期比7%増の128億6800万ドルとなった。
純利益は5億9700万ドルと、前年同期の7億9600万ドルから25%減少した。
売上高は全事業で2ケタの増収となり、事業売却などの影響を除けば、23%増の増益だった。特に北米(27%)、中南米(24%)で売上げが伸長した。
EBITDA(金利・税金・償却前利益)は3億5000万ドル強上昇し、08年第2四半期以来最高レベルの19億ドル強に達した。機能製品と機能システム部門がけん引となり、両部門あわせたEBITDAは30%増大した。
特別計上項目を除いた利益は1株当たり54セントだった。
2010年11月12日