日本建設機械工業会が1日発表した2011年の建設機械出荷金額統計によると出荷総合計は2兆2327億円で前年比20・8%増となった。2年連続で前年を上回った。
内需は同17・8%増の5970億円、外需は同21・9%増の1兆6356億円と内需外需とも2年連続の増加となった。東日本大震災からの復興需要を受けて国内出荷が伸長したほか、輸出も堅調に推移した。
内需の機種別では油圧ショベルが同24・8%増の1680億円、ミニショベルが同30・4%増の528億円、建設用クレーンが同13・5%増の932億円、油圧ブレーカ圧砕機が同49・3%増の113億円だった。
外需はトラクター35・7%増の2302億円、油圧ショベルが同21・5%増の7317億円、ミニショベルが同25・9%増の1159億円、建設用クレーンが同30・5%増の760億円となった。
12月の単月の出荷額は、
前年同月比9・5%増の2108億円となり、24ヵ月連続で前年実績を上回った。外需は4・4%増の1514億円、内需が24・9%増の2109億円となった。
2012年02月02日