㈱アントンパール・ジャパン(飯田浩社長)はショールーム・セミナールームの新設に伴い、オープニング発表会・見学会を開催した。
新ショールームには振動式密度・濃度計、粘弾性測定装置や高精度旋光計といった既に実績のある装置群のみならず、小角X線散乱装置やマイクロ波合成装置、プロセス計測器などの装置も展示、サンプル測定やデモンストレーションに対応できるようになっている。
一方、新ショールームに隣接したセミナールームはスクール形式で最大60名を収容することが可能。またその奥には少人数での打ち合わせや講師控室として使用することのできるミーティングルームも用意している。
今回の新設するショールームやセミナールームは、より一層のユーザーとの繋がりを深め、同社製品の最新技術とその信頼性を高めることが狙いという。
発表会では、飯田社長がスライドを用いながら、同社の歴史、注力する製品の説明などを行った。
発表会終了後、新ショールームにて3グループに分かれ同社製品の説明および見学会を実施。参加者は同社製品の説明に興味深く耳を傾けていた。
同社は振動式密度計のオーストラリア・アントンパール社に日本法人として、2009年2月より日本での営業活動を開始。同社製品は40年上に亘り、日本国内でも様々な分野で使用されており、振動密度計だけではなく、粘弾性測定装置やマイクロ粘度計を始め、現在ではマイクロ波合成装置や小角X線散乱装置メーカとしてユーザーに寄与している。