横浜ゴム(株)は2月から3月にかけ、宮城県気仙沼大島で従業員らによる復興ボランティア活動を実施する。すでに昨年、第1期の活動を行っており、今回の活動は第2期となる。1回4泊5日、計4回の活動を計画を計画しており、1回につき約10名の参加を予定している。
このボランティア活動は、国連グローバル・コンパクトに署名した企業などで構成されているされる「グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク」が企画したボランティア・ツアーに参加するもの。同ツアーは昨年は1回5泊6日で9月から11月の期間に計9回実施され、同社を含め派遣企業9社からのべ284人が参加した。
昨年10月から11月にかけ、計6回のツアーでのべ48人の従業員が参加。 現地では、馬鹿と言われても島に残るという意味で名づけられた島民の青年団「おばか隊」から振り分けられた瓦礫の撤去作業、養殖用いかだ作りなどを行った。また、島民の被災体験談を聞いたり、中学生と共同で行う浜辺の清掃作業などを通じて被災地住民との交流も深めた。