横浜ゴム(株)は乗用車用低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」のスタンダードタイヤ「BluEarth AE-01(ブルーアース・エーイーゼロワン)」を今年3月から欧州市場で発売することを発表した。発売サイズは205/55R16 91H〜155/80R13 79Tの全40サイズで、今後は欧州を皮切りに世界各地で順次販売していく予定。
「BluEarth AE-01」は、低燃費タイヤをより多くの方に使用してもらうことで地球環境保全への貢献度を高めたいとの思いから、需要の多いコンパクトカーをメイン ターゲットとして開発。「BluEarth」ブランドのフラッグシップタイヤ「BluEarth-1(ブルーアース・ワン)」にも採用している「BluEarth Technology」をスタンダード商品用にチューニングし採用している。「ナノブレンドゴム」「オレンジオイル」「エアロダイナミクスデザイン」「軽量化」などの採用技術により、優れた低燃費性能に加え、安全性能や快適性能を高いレベルで実現。さらに、周辺生活環境への配慮として車外のタイヤノイズ(通過音)を低減しているという。
横浜ゴムは欧州市場において2011年4月から「BluEarth-1」を販売しており、「BluEarth AE-01」は「BluEarth」ブランドとして2商品目。また、同ブランド以外でも「BluEarth」のコンセプトにより開発された商品には、タイヤサイドに「BluEarth」のコンセプトマークを付与している。
「BluEarth」は「環境性能のさらなる向上+人に、社会にやさしい」をテーマとした横浜ゴムのグローバルコンセプト。同コンセプトに基づくタイヤ開発は、長年にわたる低燃費タイヤの開発・販売で培った優れた低燃費性能を基盤としながら、さらにドライバーや同乗者、周辺生 活環境への負荷低減(やさしさ)性能の実現を目指す。