ミシュランは、ミシェル・ロリエ ジェネラル・パートナー兼会長は、2012年5月11日に開催される年次株主総会にて、退任すると発表した。
株主の同意が得られれば、2007年5月にノン・ジェネラル・マネージング・パートナー、2011年5月にマネージング・ジェネラル・パートナーに選ばれたジャン=ドミニク・セナールが、2012年5月11日より、ロリエ会長の後を継いで、ミシュラングループ会長に就任する。
ロリエ氏は、2011年2月、内規で定められた72歳に達した時点で任期を満了しないという意向を明らかにしており、2011年の年次株主総会で、後継者としてセナール氏をマネージング・ジェネラル・パートナーに承認するよう株主に求めていた。
ロリエ会長は「引き継ぎは完了している。ミシュランの業績は好調で、2011年から進めている同社の戦略『力強い成長への新たな段階へ』を推し進めていくにあたり生じるに違いない多くの問題に対応する用意ができている。引き続きミシュランの価値や向上心を堂々と示していくだろう。」と述べた。
セナール氏の任期は2011年5月13日に開始しており、4年間で任期満了となるが、再任も可能。