東京ビッグサイトで2月15日から17日までの3日間、8展示会が同時開催された。
3日間で4万5024人が来場。付加価値をつけた材料・素材をはじめ、加工技術、評価・計測分野など各応用分野に対応した最新技術や製品が展示された。開催した8展示会のうち「Convertech Japan2012」、「環境電池展2012」、「新機能性材料展2012」、「nano tech 2012」、「ASTEC2012」に出展したゴム、樹脂関連企業は次の通り。
《アキレス》
ポリピロール・ナノ分散液を用いた新めっき技術をパネルで紹介し、その技術を使った製品を展示した。
電磁波シールドフィルムは柔軟性を有し、裁断・融着・縫製などの加工性を訴求した。印刷によるパターン変更・ロゴの追加などが簡単にできるのが特長。またアラミド繊維へのめっきは高屈曲性で、従来の金属導体のような疲労断裂が減少。用途では通信線、ワイヤーハーネス、電磁波シールドに使用される。
《協和界面科学》
高機能材料においてコーティング技術で求められる様々な問題特性を解析・評価する装置をメインに紹介した。 角度自在タイプ/軽荷重タイプの「粘着・皮膜剥離解析装置(VPA―2S/3S)」はあらゆる角度における簡便で精度のよい剥離試験を可能にした省スペース型装置。特長として従来困難であった剥離強度の剥離角度依存性が測定できるなどがある。 粘着・皮膜剥離解析装置とは粘着テープの基本三要素とされる「タック」、「粘着力」、「保持力」の「粘着力」を数値的に客観的に捉えるための解析装。