2011年11 月統計 プラ製品生産 生産量 48 万㌧、5ヵ月連続減少

2012年03月06日

ゴムタイムス社

 日本プラスチック工業連盟がまとめた11月のプラスチック製品生産実績は前年同月比2・9%減の48万6381トンで5ヵ月連続減少となった。 主な製品でみると、フィルム分野の軟質製品の農業用が同14・8%増、ラミネートが同0・7%増、板の波板が同27・9%増、輸送機械用が同7・4%増、日用品雑貨が同2・9%増、容器のその他が同13・4%増、床材料が5・0%減、建材計の雨どいおよび同付属品が同43・2%増、強化製品が同3・8%増、その他製品の異形押出製品が同2・3%増となったが、それ以外の製品は減少した。特に電気通信用は2割の減少となった。 この結果、1―11月累計のプラスチック製品生産実績は前年同期比0・4%減の522万3514トンで昨年の7月以来5ヵ月の減少となった。 主な製品では、板は同1・0%増、パイプは同2・3%増、継手は同7・2%増、日用品・雑貨は同5・8%増、容器は同1・5%増、建材は同5・5%増、強化製品は同2・1%増となり、昨年の10月から2ヵ月の連続増加を示した。
 発砲製品は3ヵ月連続増加していたが、11月は同0・2%減と減少に転じた。合成皮革と機械器具・部品は昨年の8月以来、4ヵ月連続減少した。