タイガースポリマー㈱は、メキシコに子会社を設立する申請を進めてきたが、その承認を3月5日、得たことを明らかにした。
同社は米国オハイオ州で自動車部品を生産しているが、今後、メキシコにおける自動車生産の拡大に対応し、さらには中南米市場を睨んだ生産拠点とするため、メキシコに現地法人の設立を決定した。
新会社名は「Tigerpoly Industria de Mexico S.A. de C.V.」(略称=TMX)、メキシコ合衆国グアナファト州に設立予定で、代表者は辰濱晃夫氏。工場の竣工は2013年4月予定、操業開始は14年1月の計画。投資総額は約10億円。
敷地面積は約5万2000平方㍍、建屋面積は約7500平方㍍、資本金は約8億円(タイガースポリマー全額出資)。新工場では自動車部品・家電部品の製造販売を行う。
初年度(14年度)売上高は約5億円、15年度は約10億円、16年度には約15億円を計画している。従業員数は14年度約50名、15年度は約100名、16年度は約150名まで増員する。