住友ゴム工業㈱は世界的な農業機械用タイヤの需要拡大に対応するため、タイのラヨーン県アマタシティ工業団地に農業機械用タイヤの新工場の建設を決定したと13日発表した。総投資額は約100億円で、2014年5月からの生産開始を予定している。
現在、世界的な食料需要の増加を背景に、コメの世界最大の輸出国であるタイでの農業機械用タイヤの需要が急速に高まっている。このため同社では、現在、農業機械用タイヤを泉大津工場(大阪府泉大津市)で生産しているが、タイのタイヤ製造子会社であるスミトモラバータイランドと同じ工業団地内に新工場を建設し、タイ国内で現地生産体制を整えることにより、農業機械用タイヤの急速な需要拡大に対応する。
<新工場の概要>
所在地=タイ国ラヨーン県アマタシティ工業団地
生産品目=農業機械用タイヤ他
総投資額=約100億円
生産開始=2014年5月
生産能力=約800トン(5万本)/月 (2017年末)
敷地面積=約13万平方メートル
2012年03月13日