東洋紡は三菱商事と合弁で、タイに共重合ポリエステル樹脂の製造・販売会社を設立すると発表した。
本年7月に合弁会社を設立、2014年1月から生産を開始し、2016年にはフル稼働を目指す。
資本金は約12億円、出資比率は東洋紡 85%、三菱商事 15%、新工場をタイ国 チョンブリ県 アマタナコン工業団地に設立する。
同社はこれまで、国内でポリエステル樹脂を製造し、国内外に販売してきたが、中国をはじめASEAN諸国、インド等での日系企業、欧米企業の現地生産化、現地企業の市場参入が増加しており、今後も持続的な経済成長が期待できるため設立を決めた。今後はASEAN諸国・インド市場での事業拠点とし、販売を拡大していく。