国内最大のレザーファッション展示会、ＴＬＦ／東京レザーフェアが16－17日、都立産業貿易センター台東館で開かれた。 今回で84回目。同館の４～８階を使用し、58社９団体が参加した。天然・合成皮革メーカーを中心に、素材やソール材料のファブレスメーカー、商社、副資材、靴型会社らが出展した。 同展は、一般消費者から服飾教育や研究機関の専門家、レザーファッションやシューズ、バッグメーカーなどの関係者まで、幅広い層に向けてレザーファッショ ンの魅力を伝えるのが目的。初日に行われたイタリアのモード研究機関「リネアペッレ」の講師による今年のレザーファッションの行方を占うモード分析の講演 は、定員を上回る２００人が聴講、ノートをとる姿が目立った。 企画展では「トレンド・ラボラトリー」ブース、イタリア「リネアペッレ」の流行色分析ゾーンに加え、新企画の「ＴＬＦ―革のデザイン展『革のある暮らし～ こんな製品あったらいいな！』」コーナーや、参加体験できる実演企画『革のできるまで』、浅草ものづくり工房、「革の仕上げに触れてみよう」コーナーま で、盛りだくさんの内容で、多くの来場客が訪れた。
新しいプリント加工技術も
進化した吸放湿機能材も
「野生」「原点回帰」へ
普及めざすエコレザー
一般の方もウェルカム
インソール市場が急拡大
「つなげて使う」（デザイン画コンペ作品より）
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