電気化学工業㈱は同社の完全子会社である山富商事と児島 は、本年10月1日をもって合併すると発表した。 山富商事は、大正5年に新潟市において薪炭燃料問屋として創業、戦後同社製品の販売店として業容を拡大するとともに、昭和47年に同社が経営参加した。 同社が製造する樹脂、化成品、電子材料、セメント、特殊混和材および雨どい等の国内向け販売のほか、独自にFRP 防水事業、壁床材等の内装事業を全国展開している。
児島は、昭和44年に福岡市において同社グループ販売店として設立された。九州・山口地区において、同社雨どい・コルゲート製品を中心に、各種管材・板材等の建築材料の販売を行っ ている。
これまで両社は、同社系列商社として独自に事業展開を行ってきたが、内需が成熟する中で、安定的に事業を継続していくためには、国内市場の深耕を更に一段と図ることが必要と判断し、本合併を通して、特に両社で重複する建材分野を中心に、それぞれが有する商圏の活用によるシナジー効果が期待されるとともに、経営基盤が一層充実化することで、同社グループ製品の販売増にも寄与するものと考えている。
(1)山富商事株式会社
・本店所在地 東京都文京区湯島三丁目26番9号
・資本金 100百万円(当社100%出資)
・代表者 取締役社長 武富 邦昭
・従業員数 143名(平成23年3月31日現在)
・売上高 223億円(平成23年3月期)
(2)児島株式会社
・本店所在地 福岡県東区原田一丁目43番38号
・資本金 48百万円(当社100%出資)
・代表者 取締役社長 小林 貢
・従業員数 30名(平成23年3月31日現在)
・売上高 18億円(平成23年3月期)