日精　米国と中国の展示会にニュータイプの電気式成形機などを出展

　日精樹脂工業は、射出成形機の海外における２大市場である米国と中国で４月に開催される国際プラスチック展に参加、ニュータイプの電気式成形機等の展示実演による同社の最先端ソリューション技術をアピールする。

 　同社が参加する展示会は、４月１日から５日まで米国フロリダ州オーランドで開催されるNPE２０１２と、４月１８日から２１日まで中国・上海市で開催される、Cｈinaplas２０１２。 米国の「ＮＰＥ２０１２」には、昨年１０月に新たにモデルチェンジした主力機種の電気式射出成形機「ＮＥＸ－Ⅲシリーズ」の米国初公開を中心に、米国市場で需要が期待できる成形機計５台を出展実演する。

 　中国の「Ｃｈｉｎａｐｌａｓ ２０１２」には、“低コスト”、“省力化（自動化）”、“省エネルギー”などをキーワードに、中国市場向けの仕様として同社の中国生産基地である太倉工場で製造した電気式成形機「ＮＥＸ－Ｔシリーズ」３機種を出展実演し、低価格でありながら高品質（日精ブランド）な出展機の特長をアピールするとともに、顧客が成形現場で抱えている課題を解決するためのソリューション技術を提案する。

 　「ＮＰＥ２０１２」に出展する「ＮＥＸ－Ⅲシリーズ」は、型締力４９０kN（５０トン）の「ＮＥＸ５０Ⅲ－５ＥＧ」、同７８４kN（８０トン）の「ＮＥＸ８０Ⅲ－１２ＥＧ」の２機種。

　会場では、「ＮＥＸ５０Ⅲ」がペーパークリップの１個取り、「ＮＥＸ８０Ⅲ」がピペットの３２個取りを、それぞれ成形実演する。