第39回東京モーターサイクルショー開く

国内最大級のモーターサイクルのビッグイベント第39回「東京モーターサイクルショー」が３月23～25日まで、東京ビッグサイトで開催され、タイヤメーカー各社が最新の２輪用タイヤを出品し、来場者の注目を集めた。国内外の車両メーカーなど１４８社が出展し、３００台以上の車両が展示されている。

　〈ブリヂストン〉
　ブリヂストンは、新商品「ＢＡＴＴＬＡＸ　ＨＹＰＥＲＳＰＯＲＴ　Ｓ２０」をはじめ、オンロード用からオフロード用まで、同社の技術を駆使した幅広い商品ラインアップを展示した。
　また、同社が公式タイヤサプライヤーとしてサポートする「ＦＩＭロードレース世界選手権シリーズＭｏｔｏＧＰクラス」（ＭｏｔｏＧＰ）の車両展示や全日本ロードレース選手権小林龍太選手参戦予定車、ホルヘ・ロレンソ使用のレーシングギア、11年オーストラリアＧＰでチャンピオンを決めたケーシー・ストーナー選手のバイクが装着していたタイヤなどを展示した。
　ＭｏｔｏＧＰのタイヤが路面に触れている面積を実際に確認できる装置やバンク走行時の車両の傾きを感じることができるように傾いた状態で固定されたレースバイクに実際に乗車できるコーナーも人気を博した。

　〈住友ゴム工業〉
　ダンロップの住友ゴム工業は、「Ｒｉｄｅ　ｗｉｔｈ　Ｓｍｉｌｅ！」をコンセプトにブースを構成した。
　プレミアム・スポーツラジアルタイヤの新商品「ＳＰＯＲＴＭＡＸ　Ｒｏａｄｓｐｏｒｔ」を中心に、オンロードからオフロードまで、ダンロップのモーターサイクルタイヤのラインアップを展示。
　また、タイヤのポジショニングマップやツーリングステーション２０１２やサーキットステーション２０１２などのイベント情報を紹介するインフォメーションコーナーも設置した。
　ステージでは多彩なゲストを招いてのトークショーも開催し、来場者の注目を集めた。

〈日本ミシュランタイヤ〉
　日本ミシュランタイヤは、今年１月に発売されたアメリカンクルーザー用タイヤ　「ミシュランコマンダーツー」をはじめとする今シーズンの新製品を中心に紹介。ブースではスポーツツーリング、スクーター、ユーティリティーなどのカテゴリー別に展示を行った。また、 新商品をはじめとする全てのタイヤラインアップのインプレッション（試乗用タイヤ提供）の受付も行い、２コンパウンド技術の使用を青と黄色で色分けされたタイヤを展示し、アピールした。ハーレーダビッドソンやホンダとのキャンペーン情報もパネルを使用して訴求した。
〈コンチネンタル・ナンカンタイヤ〉
　コンチネンタルは、新商品のコンチ・スポーツアタックやコンチ・レースアタック・コンプなどを中心に、ナンカンタイヤはスポーツツーリングローディアックなどを展示した。