㈱カワタは、平成24年3月26日開催の取締役会において㈱レイケンの全株式を取得することを決議し、㈱レイケンの株主との間で株式譲渡契約書を締結したと発表した。
今回の株式取得により、プラスチック加工関連業界だけではなく、同社の熱管理技術や水処理技術を生かした太陽光発電、環境等のエネルギー関連、半導体関連業界へのアプローチ強化を図ることが出来る。また、規模的な優位性に加え、それぞれが得意とする事業分野への注力、技術交流による技術力強化、営業網や製造拠点の相互活用等、効率的なグループ事業経営を行うことにより、更なる競争力・収益力の強化等のシナジー効果も期待され、業界内でのリーディングポジションを、より強固なものとすることが可能と考えている。
同社は㈱レイケンの発行済み株式の100%を取得し、同社の連結子会社(完全子会社) とする。なお、同社は現時点では、㈱レイケンの株式を保有していない。