横浜ゴム㈱は3月31日からドイツのオッシャーズレーベンで開幕戦を迎える「ADAC GT Masters」へのワンメイクタイヤ供給を開始する。
オレンジオイル配合技術で優れたグリップ性能を維持しながら環境性能も高めたドライ用のADVAN A005、またウェット用のADVAN A006を供給する。
ADAC GT Mastersはヨーロッパで最も人気の高いGTシリーズ。2012年シーズンはドイツ、オランダ、オーストリアを舞台に最大44台のマシンが8イベント、全16ラウンドを争う予定で、全レースがテレビ中継される。参戦マシンはFIA GT3レギュレーションに準拠したスーパースポーツカーで、ハイスピードのエキサイティングなレースが期待される。
同社はFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)をはじめ、マカオグランプリ、全日本F3選手権、ドイツF3選手権など国内外で数多くのトップレースにワンメイクタイヤを供給している。中でもマカオグランプリは今年で30年連続供給の実績を誇る。こうしたハイレベルな戦いをサポートできる優れたタイヤ性能と豊富なノウハウが高く評価され、今年1月にはFIA F2選手権のワンメイクタイヤサプライヤーにも認定された。