ブリヂストン 2012年度入社式を開催

2012年04月09日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは4日、同社のグローバル研修センターで入社式を開催した。

 開発企画職149名として事務系39名、技術系110名、事務企画職10名が入社した。津谷正明CEOの講話は次の通り。

・ブリヂストングループにようこそ。これから皆さんと仕事をしていけることを楽しみにしています。
・今日から皆さんはプロフェッショナル。学生とは全く立場が異なるということを認識し、緊張感を持ってやっていただきたい。皆さんは会社の看板を背負っており、これまでとは周囲の目が異なるということを認識していただきたい。
・これまでは同じような考えや感覚を持った人達との付き合いが多かったと思うが、今後は、皆さんと全く違う考えや背景を持つ人と一緒に仕事をしていくことになる。私はそうした多様性が重要だと考える。多様性がアイデアを生み、事業の道を拓くことがある。コミュニケーションは双方向のものである。コミュニケーションがなければ相互理解もない。相互理解のためには無力が必要だと考える。
・皆さんにはそれぞれ果たすべき役割がある。それぞれの立場、役割の中で何をすべきか、今できることは何かをよく考え、それに一生懸命取り組んでほしい。組織には組織のルールがある。組織人として一番重要なことは、組織全体を守ること。そのために様々なルールがある。私は皆さんに議論をして、いろんな意見を出してほしいと考えている。しかし、決まったことについては組織人として守らなければならない。守るべきルールを心に留めて行動してほしい。
・皆さんにも、昨年リファインした企業理念の4つの心構え「誠実協調」「進取独創」「現物現場」「熟慮断行」に真面目に取り組んでいただきたい。
・皆さんには英語を勉強してほしい。我々は真のグローバル企業を目指しているが、今の状態ではまだまだ足りない。様々な国の人々とコミュニケーションをとるには、英語は一番簡単なツールだと思っている。ブリヂストンで仕事をする場合、英語がないと因ることになる。大事なことは、日々の生活の中で英語にどれくらい時間を使うかということ。皆さんには今日からでも心を強く持って続けてほしい。
・何をする時も物事が順調に進むことはあり得ない。何か新しいことを始めた時、予期しないことが起きるのは当たり前。それをどう乗り越えていくかということが大事。それは人生においても同じ。皆さんも困難に直面した際、「自分は試されている。これを乗り越えるともう一回り大きくなれる」という心構えで仕事に取り組んでほしい。
・皆さんには自立してほしい。自立できていない弱い人間は生き残れない。自分で自分の人生に責任を持つことが大事。力強く挑戦してほしい。

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