日本ゼオンは2日、入社式を開催した。
新入社員に対して、古河直純社長が以下のあいさつをした。
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
さて昨年は、3月11日東日本大震災という1000年に1度という大災害が発生し、またその前年は、リーマンショックという100年に1度という大不況が起こりました。昨年の秋にはタイで大洪水が発生し、50年に1度と言われました。このように事業の環境がものすごいスピードで変化していきます。この変化に対応するには、若さが必要で、皆さんに大いに期待するところであります。
また現在日本では、円高、電力不足、高い税金等7重苦8重苦と言われており、お客様がどんどん海外へ出て行かれます。我々もグローバルに事業を展開していく必要があり、2020年のありたい姿では、海外生産高比率50%を目指す目標をかかげています。みなさんも是非、日本語以外にも言葉が話せるよう勉強しておいて下さい。外国語を話せるだけでなく、日本の文化も機会を見つけて勉強しておいて下さい。
また当社は、ただ海外へ出て行くだけでなく、小さな分野でも世界N0.1を目指して投資をしていきますし、(C5事業、特殊光学フイルム等)このような特殊な製品群で社会に貢献をして行きたいと考えております。このような変化を通して、“社会に役立つ会社”を目指していきたいと考え、CSR重視の会社を掲げていきたいと思っています。
皆さんの若い力で、会社をスピードを持って変えて、小さな分野でも世界N0.1を達成するためのチャレンジをすることを期待しています。大いに社会に貢献する会社に成りましよう。