アシックス　新旗艦店「オニツカタイガー表参道」オープン

2012年04月05日

ゴムタイムス社

　㈱アシックスは、「オニツカタイガー」ブランド復活10周年を記念し、新たな旗艦店「オニツカタイガー表参道」を４月27日にオープンすると発表した。

「古今東西」をコンセプトに、表参道ヒルズの裏手に出店。ビンテージ感と未来感、東洋と西洋をミックスさせた同ブランドのイメージを発信する新たな旗艦店とする。店舗面積は、直営店の中でも世界最大の約２６３．１平方メートル。初年度売上は１億８，０００万円を予定。

　外観は、無機質なコンクリートにトラ柄を連想させる木目を黒墨で入れ、重厚感を表現。１階は床の素材に竹を使い、ヨーロッパ調の什器を入れた、シンプルで洗練されたインテリア。２階は、国内生産シリーズ「ＮＩＰＰＯＮ　ＭＡＤＥ（ニッポンメイド）」など、ブランドのプレミアム感を打ち出す商品を中心にそろえ、ほかにも「オニツカタイガー」の歴史を彩ってきた数々の歴史的シューズを展示するなど、ブランドの世界観を表現。

　オープンに合わせて、チームラボ㈱が開発・制作したデジタルサイネージ（電子看板）による、「ＦＡＢＲＥＢＬ－Ｌ（ファブレビーエルエル）ＶＩＮ」「ＣＡＬＩＦＯＲＮＩＡ（カリフォルニア）78 ＯＧＶＩＮ」の２品番の映像プロモーションも行われる。サイネージ前にいる人のあらゆる動きに対し、映像内のシューズがユニークな動きを展開。デジタルサイネージ内の映像と来店客の様子をおさめた参加型プロモーション映像も製作し、ソーシャルネットワーク等を通じて国内外に発信する予定。
　モニター収納用ラックに使用している什器には、廃棄の際に有害物質を排出しない、環境配慮型の２層強化段ボールを採用している。

　同社は、スポーツを含めたあらゆるファッションの情報発信地として国内外から注目される表参道で旗艦店をオープンすることで、ブランドイメージ向上と事業拡大を図るとしている。