【ゴムロール特集】　尾高ゴム工業　鉄鋼関連向け需要が拡大

　尾高ゴム工業

　鉄鋼関連向け需要が拡大　「ウレタンハイクラッチ」が好評

　工業用ゴムロールのパイオニア　尾高ゴム工業（東山邦裕社長）。繊維・鉄鋼金属・製紙・フィルム・ＩＴ・宇宙関連事業までの各生産現場に合致した信頼されるゴムロールを供給。最も苛酷といわれる鉄鋼金属向けゴムロールの国内シェアはトップ。
　同社の２０１２年３月期決算は自動車の生産回復に伴う鉄鋼関連向けの需要回復で売上高は前期比３％増、経常利益は前期比25％増の2期連続の増収増益となった。売上高は第4四半期に入り鉄鋼メーカーの期末調整によりやや足踏み状態となり微増となったが、貴志川工場でのフォークリフトなどの特殊車両向けウレタンソリッドタイヤの収益改善を進めたことで赤字幅の圧縮が図られ、収益増に貢献した。

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