【TPE特集】 高機能材料としての地位を確立

2012年05月01日

ゴムタイムス社

 高機能材料としての地位を確立

 熱可塑性エラストマー(TPE)は主たる需要分野である自動車部品や電器部品での軽量化、リサイクル要求に応え、材料技術の革新により高機能材料としての地位を確立、需要の裾野を広げている。
 東日本大震災以降、主力需要分野である自動車、家電製品生産の稼働率低下により自動車部品、家電部品への需要がダウンしたが、昨年、下期以降は国内自動車のリカバリー増産や海外生産の拡大、次世代自動車への軽量化要求や環境対応の新技術製品の需要が拡大しつつある。一方、年初からの主原材料価格の高騰に対応、TPEメーカー各社は相次ぎ値上げを発表、スムースな製品価格への転嫁も緊急の経営課題となっている。本特集号ではTPE各社の新技術開発動向を中心に、自動車用内外装材、家電部品、建材向けに用途展開が進むオレフィン系、スチレン系、ウレタン系、塩ビ系、ポリエステル系、ポリアミド系のポリマー、コンパウンドメーカー各社の現況をシリーズで追う。

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