塩ビものづくりコンテスト 「PVC Design Award」で作品募集

2012年04月20日

ゴムタイムス社

 塩ビものづくりコンテスト実行委員会は4月18日、「PVC Design Award 2012」に作品・製品を募集することを発表した。

 同委員会は、「新たに切り拓く、PVCの可能性」をテーマに、昨年初の「塩ビものづくりコンテスト2011」を開催。もっと多くのデザイナーに応募してもらいたい、また、もっとポジティブに塩ビを捉えてほしいとの思いから、今回より新たに「PVC Design Award」と銘打ち、一般からの「作品」を4月20日より、塩ビ製品を扱っている企業やグループからの「製品」を6月20日より募集することに決定した。
 今回のテーマは、‘社会に求められる「○○×Soft PVC」’。

 塩ビものづくりコンテスト実行委員会は、東日本プラスチック製品加工協同組合、中日本プラスチック製品加工協同組合、日本ビニル工業会、西日本プラスチック製品加工協同組合、日本ビニール商業連合会、塩ビ工業・環境協会で構成される。
 同コンテストは、PVC(塩ビ樹脂)の中でも柔軟性があり、加工性・印刷性・透明性等に優れた軟質塩ビの特長を生かした、独創性・実用性等にあふれる「作品」と「製品」を募集。将来、PVCの可能性を拡げるような魅力あるモノを選定および表彰し、業界の活性化と発展を図るとしている。今年で2回目の開催。
 前回は初開催であったにも関わらず、全国から合計173点の「作品」と158点の「製品」を集めた。

 応募方法は昨年同様。「作品」は、「国内外未発表の軟質塩ビ素材を使用するもの」。所定の応募用紙とプレゼンテーションシートに必要事項を記入して、「塩ビものづくりコンテスト実行委員会事務局(塩ビ工業・環境協会)」宛に郵送。「製品」は、所定の応募用紙に「販売後5年以内の製品や中間加工素材または試作品」を添えて、日本ビニル工業会宛に郵送。「作品」に関しては、主催者側が一次審査通過作品のプロトタイプを試作。「作品」と「製品」を同等と見なし、厳正な審査を行う。
 大賞(1点)には賞金50万円、優秀賞(3点)には賞金各10万円、特別賞(5点)には賞金各5万円、入賞(10点)には賞金各2万円を贈呈。
 同委員会では、同コンテストの中からビジネス化に結びつくモノを、世の中に数多く送り出していきたいとしている。

 審査結果の発表と表彰式は11月27日(火)、如水会館(東京都千代田区)で行う。日本ビニル工業会のホームページ等でも公表予定。

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