トヨタ自動車㈱のロシアにおける車両生産会社であるトヨタ モーター マニュファクチャリング ロシア(“TOYOTA MOTOR MANUFACTURING RUSSIA”、以下、 TMMR)は、本年9月より2直稼働を行うと発表した。
2直化に伴う新規雇用は約600名で 既に採用を開始している。2直稼働の開始時には従業員数は約1750名となる見込み。
TMMRの松永良典社長は、今回の決定について「2直化は我々にとって大きな一歩。 従業員の真摯な品質の造り込みにより、ロシアで生産しているカムリがロシアの利用者から信頼と高い評価を得た結果。TMMRがサンクトペテルブルク市の雇用、 そして経済に貢献できることを嬉しく思う。」と述べた。
なお、TMMRは、持続的な市場の成長が期待されるロシアにおいて更なる現地化の 推進を図るべく、2014年内を目処にプレスおよび樹脂成形の工程を追加する旨を2月に 発表している。
トヨタは、「クルマづくりを通じて地域社会に貢献する」という創業以来の理念のもと、 ロシアの自動車産業、及び経済の発展に寄与する事業を展開するとともに、ロシアの利用者に満足してもらえるマーケットニーズにあった高品質な商品を着実に展開していく。