墨東ゴム工業会 定時総会を開催

2012年05月01日

ゴムタイムス社

 墨東ゴム工業会(杉本浩志会長)は19日、平成24年度定時総会を東京・墨田区のナガセケンコー会議室で開催した。会員や賛助会員を含めた約30人が参加。各議案は原案通り全て満場一致で承認された。
 冒頭のあいさつで議長に選出された杉本会長は「今年は50周年の式典や東京スカイツリーに出展などあります。当工業会の活動にご協力していただきたい」と述べた。
 議案は平成23年度事業報告、同決算報告、平成24年後事業計画案、同収支予算案―など。
 平成24年度の事業計画では、通常の定例行事のほか10月10日に都内ホテルで「墨東ゴム工業会創立50周年記念式典パーティ」を開催することが報告された。また5月22日に開業する東京スカイツリー関連イベントで墨田区を紹介する展示会があり、同工業会が9月20日~10月2日の間、東京スカイツリー東京ソラマチビルにブースを出展することも報告された。
 ブースでは各社の紹介やゴムの消費財などを展示することで墨田区を中心に同工業会を認知してもらうことを狙いとしている。
 総会終了後、㈱加藤事務所の代表取締役社長加藤進一氏による講演を開催。演題は「2012年度ゴム業界の近況と展望」として、加藤氏はゴム原材料全体のマーケット2012年前半、合成ゴムの値上げ、ナフサ価格の動向などをスライドを使用しながら解説。またゴム企業の海外進出の状況説明、実際に加藤氏が取材したアジア最大のプラスチック、ゴム展示会の報告も行われた。
 講演終了には懇親会が行われ、会員の親睦を深める機会となった。

 

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー