大阪ゴム薬品商同業会　総会開き瀬濤理事長ら再任

　大阪ゴム薬品商同業会は４月26日、阪急グランドビル（大阪市北区）で第57回定時総会を開催した。
　冒頭、瀬濤康匡理事長（大都産業㈱社長）が「昨年は東日本大震災直後で全体が混乱している中での総会開催となったが、皆様のご理解により日本赤十字社を通じて１００万円の義援金を被災地に贈ることができた。今年度も大変厳しい市場環境であるが、皆で乗り越えよう」などと語った。
　引き続き議案審議に移り、11年度の収支決算報告が承認され、任期満了に伴う役員改選では投票による理事会社が決まり、審議の結果、瀬濤理事長以下、役員全員の留任が決まった。
　再選された瀬濤理事長は「役員は全員が留任となり、２年間の任期で会の運営にあたるが、当会は会員の親睦を主軸に事業を進めており、本年度も皆様に喜んでもらえる事業を推進していきたい」などと就任挨拶を述べた。
　このあと瀬濤理事長が12年度の事業計画案を発表、これを承認した。また、収支予算案も原案通り承認された。本年度の事業計画は、年４回の理事会の開催のほかゴルフコンペ（２回）の開催やボウリング大会、講演会、忘年会など例年通り懇親を目的とした各種の事業活動を積極展開する。
　なお、総会前には講演会が行われ、日本ソムリエ協会の関西支部副支部長で、ワインサロンも経営する宮武隆氏が「ワインテースティングの手法」と題して講演した。

再選された瀬濤理事長