東ソーは7月27日、同社グループのトーソー・SMDが中国・上海市にスパッタリングターゲットの製造販売会社「東曹達(上海)電子材料有限公司」を設立したと発表した。
スパッタリングターゲットは半導体・フラットパネルディスプレイ・太陽電池などのエレクトロニクス分野における薄膜形成材料として使われており今後も需要の拡大が見込まれる。
トーソー・SMDは、スパッタリングターゲットの製造・販売の一端を担い、アジア地域での生産能力の拡大を目的として設立。
今回の会社設立により、国内の東ソー・スペシャリティマテリアル(山形市)、海外拠点の米国、韓国と合わせ4拠点体制となり、引き続きグローバル展開に弾みをつけていく。
新会社の概要は次の通り。
〈東曹達(上海)電子材料有限公司〉
設立=2011年7月6日
所在地=中国・上海市
出資比率=トーソー・SMD100%出資
2011年08月01日