東レ・ダウコーニング シリコーン学習用サイトで 新コンテンツを追加

2011年08月01日

ゴムタイムス社

2つのキャラクター「シリコーン」と「ハカセさん」

東レ・ダウコーニング㈱(大志万俊夫代表取締役社長・COO)は、Webサイト「シリコーン☆きっず」の「ハカセさんの部屋」に「ケガの治療に役立つシリコーン」を追加したと7月29日、発表した。
同サイトは小中学生を主な対象としたシリコーン学習用サイトで、2007年4月に立ちあげた。日常生活の様々な場面に使われている高機能素材であるシリコーンが、一般にはあまり知られていないため、子供にも理解してもらえるよう、動画やゲームなどを用いて解説したもの。
今回「ハカセさんの部屋」では、救急絆創膏のように簡単に傷口部分に貼りつけ、湿潤環境の維持、治癒の促進、傷口の保護を目的とした創傷被覆材や創傷保護材を取り上げた。
傷を治す際に傷口を乾燥させず、傷から染み出す体液(滲出液)を使って湿った状態に保ちながら、外からの水や菌の侵入を防ぐ自然治癒力を活かした被覆材や保護材の粘着剤としてシリコーンが使われているが、シリコーンは粘着力が低いため傷口部分に癒着しにくく、剥がす際の皮膚損傷リスクを少なくして、痛みも軽減することができる。また、酸素透過性にも優れている。
東レ・ダウコーニングは1966年、シリコーンおよびケイ素関連技術で世界をリードするダウコーニング社と高分子化学のパイオニアである東レとの合弁により事業を開始。ダウコーニングの日本市場における拠点として、40年以上にわたりシリコーンを中心とした高機能素材の研究開発、製造、販売に取り組んでいる。

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