ブリヂストン 彦根工場「働き教育センター」第1期修了生が入社

2012年05月07日

ゴムタイムス社

 ㈱ブリヂストンの彦根工場は、工場内に設置されている「働き教育センター彦根」の第1期修了生2名を5月1日付で採用し、入社式を実施したことを発表した。

 「働き教育センター彦根」は、関西福祉学園が運営する職業教育訓練校「働き教育センター」(本校:大津市)の分校で、一般企業等への就職を希望する障がい者が、就労に必要な知識や能力を習得することを目的とした職業訓練施設。同工場が工場内体育館を一部改修し、同学園へ提供することで開校した。
 2011年4月に第1期生として入校した2名は、訓練施設内における机上学習や工場製造現場内での実習訓練など、約1年間のカリキュラムを修了し、所定の手続きを経て彦根工場での採用が決定した。

 中田工場長は、入社式にあたり「企業と連携して、障がいのある人の職業訓練を行うという新たな取り組みの成果として、今回採用に結びついたのは意義のあること。今後も職業訓練の場を提供し、多くの障がいを持った方の就労支援を進めていきたい」と述べた。

 同工場は今後も、「働き教育センター」への協力をはじめ、「ブリヂストンびわ湖生命(いのち)の水プロジェクト」や「B・フォレスト エコピアの森 彦根」などの社会貢献活動を通じて、地域とのコミュニケーションを充実させていくとしている。

【入社式の様子】

【入社式の様子】

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