2011年プラ加工機械生産実績 2・6%増の1万3322台 射出成形機が2・1%増

2012年05月02日

ゴムタイムス社

 2011年プラ加工機械生産実績 2・6%増の1万3322台 射出成形機が2・1%増

 日本プラスチック機械工業会がまとめた2011年のプラチック加工機械の生産実績は前年同期比2・6%増の1万3322台となった。機種別では射出成形機の生産合計は同2・1%増の1万1411台となり、型諦力100㌧以上200㌧未満が同8・3%増の4426台、型諦力200㌧以上500㌧未満が同2・0%増の2195台、型諦力500㌧以上が同16・6%増の569台となったが型締力100㌧未満は同5・2%の4221台となった…『続きを読む』

 

 特集企業

企業名 所在地 新聞掲載広告
東洋機械金属 兵庫県明石市二見町福里523-1  
和光精機 愛知県弥富市東末広2丁目44番地3
モリヤマ 兵庫県尼崎市潮江4丁目2番30号

 

 2011年 1-12月のプラスチック加工機械生産実績

[日本プラスチック機械工業会]

機種名 単位 12月計 前年同月比 1-12月計 前年同期比
射出成型機 型締力100㌧未満 330 85.7% 4,221 94.8%
百万円 2,003 84.1% 26,823 97.2%
〃 100㌧以上200㌧未満 409 116.9% 4,426 108.3%
百万円 3,656 121.9% 38,041 112.2%
〃 200㌧以上500㌧未満 161 84.3% 2,195 102.0%
百万円 2,336 77.0% 33,232 102.4%
〃 500㌧以上 59 115.7% 569 116.6%
百万円 2,497 134.5% 27,116 128.1%
959 98.2% 11,411 102.1%
百万円 10,492 102.2% 125,212 108.7%
押出機 本      体 31 79.5% 469 117.5%
百万円 1,258 105.7% 23,902 211.7%
付 属 装 置 83 107.8% 907 105.3%
百万円 1,180 161.4% 11,972 137.1%
ブロー成形機(中空成形機) 43 74.1% 535 98.3%
百万円 1,085 87.5% 11,910 97.6%
合計 1,116 97.0% 13,322 102.6%
百万円 14,015 104.4% 172,996 117.4%

最新&過去のプラスチック加工機械生産実績はこちら

最新&過去のプラスチック、ゴム加工機械輸出入実績はこちら

 

 各社の現況

樹脂粘度自動調整プログラム 「メルトコン」を開発 高付加価値技術で成形不良に貢献

東洋機械金属

兵庫県明石市二見町福里523-1
TEL (078)942-2345
WEB http://www.toyo-mm.co.jp/

SAGスクリュー

SAGスクリュー

 プラスチック射出成形機およびダイキャスト成形機専業大手の東洋機械金属㈱はモノづくりにおいて省エネ・環境負荷低減に貢献できる、優れた自主技術・製品の開発を強化している。
 昨年の動向では、射出成形機は自動車関連や生活関連用品向けの需要が堅調に推移したが、IT・電子機器関連向けの小型機の需要が中国や他のアジア市場で低迷したる…『続きを読む』

 

タッチパネル方式を採用 成形の合理化で作業効率向上に寄与

和光精機

愛知県弥富市東末広2丁目44番地3
TEL (0567)68-5508
WEB http://www.wako-seiki.co.jp/

タッチパネル方式のS-100Rシリーズ

タッチパネル方式のS-100Rシリーズ

 和光精機㈱(愛知県弥富市・市村真佐人社長)はゴム射出成形機の製造、販売をはじめ、ゴム射出成形用金型の製造、販売を行うことで、機械と金型との一体受注販売をしている。
 最近の状況は「昨年震災の影響は受けたものの、5月あたりから回復していった。昨年度の業績は横ばい。今年の動向は金型が7割近くを占めコンスタントに引き合いがある」(市村社長)。
 同社は30年前からゴム射出成形機の独自の自動化に着手…『続きを読む』

 

タイヤ用シート押出機SPMを拡販 品質とラインナップ強化で差別化目指す

モリヤマ

兵庫県尼崎市潮江4丁目2番30号
TEL (06)7711-1134
WEB http://www.ms-moriyama.co.jp/

シート・プレフォーミング(SPM)

シート・プレフォーミング(SPM)

 日本スピンドル製造グループの㈱モリヤマ(兵庫県尼崎市 、歳内繁人社長)はニーダー・押出機のトップメーカーであり、国内市場を拡充強化しつつ、海外市場も拡大している。
 最近の状況では、「12年3月期は受注、売上ともに過去最高を記録した。自動車メーカーの増産に伴い、タイヤを製造するSPM(シート・プレフォーミングマシン)が好調に推移している。低燃費の環境タイヤなどの市場の変化にいち早く対応したことにより大きな受注につながった」(歳内繁人社長)。
 同社は昨年の10月に日本スピンドル製造の産機事業部と製造統合をし、本社工場を尼崎の日本スピンドル製造敷地内に移転 …『続きを読む』