住友ゴムグループのタイヤ製造・販売子会社である住友橡膠(常熟)有限公司は4月29日、設立10周年記念式典を常熟市体育館で開催した。
記念式典には、中国から常熟市政府指導者や経済技術開発区の関係者、同社からは三野会長らが出席した。
三野会長は、式典で「地元政府の温かいサポートと社員に感謝し、これからも発展を続ける中国において、タイヤ事業の一層の拡大を図る」とあいさつした。
現在、中国では急速な内需拡大に牽引され、自動車生産・販売台数が急伸し、これに伴い、自動車用タイヤ需要が急拡大している。同社は、設立10周年を迎えた常熟工場と本年7月に稼働開始を予定している第2工場を柱として、中国市場での供給体制を強化し、中国における同事業の一層の拡大に取り組んでいく考えだ。
【常熟工場 概要】
▽会社名 : 住友橡膠(常熟)有限公司
▽代表者名: 見昌文
▽所在地 : 江蘇省常熟市
▽設立 : 2002年6月
▽事業内容: 乗用車用ラジアルタイヤの製造・販売
▽生産開始:2004年4月
▽生産能力:6,650トン/月(2011年末)