住友ゴムグループのピーティースミラバーインドネシアは、インドネシア・チカンペック市に建設していたゴルフボール第2工場が完成し、5月2日に開所式を行った。
開所式には、住友ゴム工業㈱の池田育嗣社長、ダンロップスポーツ㈱(旧SRIスポーツ㈱)の木滑和生専務執行役員をはじめ、地元関係者ら招待客も多数出席した。
新工場では、従来から同社で生産していたツーピース(2層)構造のゴルフボールに加え、スリーピース(3層)およびフォーピース(4層)構造のゴルフボールを生産し、ダンロップスポーツを通じて世界各国で販売する。同社は、新工場の完成により、ダンロップスポーツのゴルフボールのシェアアップを世界市場で実現するための供給体制が整うと考えている。
【ピーティースミラバーインドネシア 工場概要】
▽会社 :P.T.Sumi Rubber Indonesia
▽所在地 : インドネシア・チカンペック市
▽生産品目 : 自動車・モーターサイクル用タイヤ、ゴルフボール
▽生産開始 :1997年(タイヤ)、1998年(ゴルフボール)
▽資本金 :100百万米ドル(住友ゴム工業持ち株比率:72.5%)
▽従業員数:約3500名(2011年12月末)
▽既存敷地面積 : 230,000平米
【ゴルフボール新工場 概要】
▽名称:ゴルフボール第2工場
▽所在地:インドネシア・チカンペック市(既存工場近隣に建設)
▽着工 :2011年3月
▽生産開始:2012年4月
▽敷地面積:37,245平米
▽投資総額:約13億円(全額ピーティースミラバーインドネシアによる投資)