アキレスの12年3月期連結決算は、売上高813億100万円、前期比6・3%減、営業利益15億3700万円、同38・7%減、経常利益17億7700万円、同35・5%減の減収減益となった。
同社グループは企業価値の増大を目指して、ブランド商品の育成と拡販、独自技術を活かした新商品開発、新規顧客の開拓、グローバル展開を推進した。また徹底したコストダウン等に取り組んできたが、前年業績を下回る結果となった。
シューズ事業の売上高は204億1600万円、同8・6%減、営業利益14億2800万円、同14・7%減となった。
プラスチック事業の売上高は341億7800万円、同6・3%減、営業利益8億600万円、同26・6%減となった。
産業資材事業の売上高は267億600万円、同4・7%減、営業利益17億5900万円、同20・8%減となった。 同社では省エネルギー関連製品や環境対応製品、健康・コンフォート関連製品など成長分野への積極的な事業展開を行うとともに、復興関連製品や防災対策製品群の拡販活動を通して社会貢献を目指す。
次期の連結業績は売上高820億円、営業利益16億円、経常利益18億円、当期純利益8億円の予想。
2012年05月22日