日本プラスチック機械工業会は11日、東京・上野精養軒で第38回通常総会を開催した。会員の約24社が参加した。
議案は「平成23年度事業報告書案ならび収支決算案」と「平成24年度事業計画書案ならびに収支予算案」を討議し、ともに承認、可決した。
平成24年度の主な事業は、機械安全・環境問題への対応、保険など会員企業のリスク分散に関する事業、各種情報収集と調査・統計資料収集の充実、見本市開催への協力(NPE2012、Chinaplas2012、DMP2012、K2013等)海外視察団の派遣、講演会・見学会の開催などを予定している。
続いて正午から報道陣を招いて懇親会を開催。
冒頭のあいさつに、依田穂積会長(日精樹脂工業社長)は「NPE2012やChinaplas2012などの展示会があったが、今後の課題として、技術力だけではなく、価格、地域性が展示会では重要になってくるのではないか。最近読んだ本のなかに、志のない事業は規模の拡大を求めやがて衰退するという言葉があり、志とはサービスや企業とお客様両方が満足し、実感できることだと思います。我々も志をもって、この業界を盛り上げていきたい」と述べた。
2012年05月21日