工場から排出する全ての廃棄物の処理委託先で現地検証を行った結果、目標達成を確認した。タイヤ以外の海外生産拠点での完全ゼロエミッション達成は初めて。
両社は2008年10月からゼロエミッション活動を開始。廃棄物の2S(整理・整頓)から始め、生産現場で発生する廃棄物を6種類、事務系廃棄物を7種 類に分別し、全ての廃棄物の計量と記録に取り組んだ。さらに構内に廃棄物の集中保管場を建設して種類ごとに区分し、適正保管と台帳管理による発生量と処理 量の管理精度向上に努めた。09年1月からは定期的な2S、パトロール活動を実施。このほか廃棄物の分別と省エネを推進する看板や社員の自己環境宣言を掲 示するなど全員参加で目標達成に取り組んできた。
今後は新たなリサイクル処理方法のリサーチを進め、廃棄物の100%再資源化を目指す。
2010年11月01日