横浜ゴム㈱は3月10日、タイのラヨーン県にある総合タイヤプルービンググラウンド、タイヤテストセンターオブアジア(Tire Test Center of Asia)で「YOKOHAMA 千年の杜」プロジェクトの第一期植樹祭を開催した。
また、4月14日には茨城県久慈郡にある総合タイヤプルービンググラウンドD-PARCでも、同じく第一期植樹祭を開催した。
タイヤテストセンターオブアジアの植樹祭には、藤河義明所長や従業員の他、日本から同社グループの植樹活動全般を指導している宮脇昭氏(植物生態学者/横浜国立大学名誉教授)、川上欽也取締役常務執行役員CSR本部長が出席。タイに所在する同社ゴムグループ各拠点の代表者も出席した。また、同センターが所在するプルークデン町の行政関係者や地元関連企業、地域住民の方々なども参加。参加総人数は322人となった。27種、計3650本を植樹し、うち半分にあたる1800本は、従業員自ら育てた苗木を使用した。
D-PARCの植樹祭では、山根賢司所長や従業員とその家族の他、宮脇氏、挾間浩久執行役員タイヤグローバル技術本部長などが参加し、総勢79人でシラカシやタブノキなど19種、計1120本を植樹した。
同社は2007年から、創業100周年の2017年までに国内外の全生産拠点に50万本植樹し、杜を創生する同プロジェクトをスタートさせた。今回の2拠点の植樹により、2012年4月までの植樹累計本数は約24万2000本となった。