販売量は、全ての事業セグメントの堅調な業績に支えられ、年間目標通りに推移した。価格ミックス効果は0・5%改善したが、これは、2010年初頭から 実施した価格引改定によるプラスの影響が、直需および市販市場ミックスのマイナスの影響をカバーしたたため。
事業別の売上高は、乗用車・LTタイヤおよび関連販売事業が71億3600万ユーロ、同18・1%増、TB用タイヤおよび関連販売事業は40億9600 万円、同25・0%増、特殊事業(建設機械、農業機械、2輪および航空機用タイヤ、地図・ガイドブックなど)は17億6500万ユーロ、同12・4%増と なった。
第3四半期の好調な業績から、同社は2010年の通期の業績について①販売量は約12%増加
②予想される原材料価格の上昇分(年間コストは6億ユーロ~6億4000万ユーロ増加する見通し)を、市況を反映した価格政策の継続により相殺
③経常利益率(特別損益算入前の営業利益率)は9%近く
④年間のフリーキャッシュフローはプラスとなることを予想している。
2010年11月12日