日本自動車タイヤ協会は29日、定時総会を開き、中倉健二会長(東洋ゴム工業社長)の後任に、ブリヂストンCEO(最高経営責任者)の津谷正明氏を選出した。
就任記者会見で津谷新会長は「JATMAは環境対策、安全対策、規格・基準を作る、統計・地財、震災対応の5つの分野で活動を続けているが、協会としての最重要課題は環境と安全だと思っている。環境面では3Rを推進していき、安全面では啓発の部分を強化していく。JATMAは国際化が非常に進んでいる業界団体だと認識している。今後も世界の関連業界と一緒になり、あるいはそれをリードする立場で取り組みを強化していきたい」と抱負を語った。